驚きと発見を大切にした授業、アクティブでポジティブな姿勢が生まれる授業など、各教員が誇り高く、授業を設計しています。
生徒の成長を支える「麗澤の教育」:
麗澤がめざすのは知育?徳育?体育のバランスのとれた人物の育成。
モラロジーに基づく道徳教育をバックボーンとして
「心の力」を鍛えることを最も大切にしています。
心の力を鍛えるさまざまな取り組み。
麗澤精神をカタチにする独自の教育。
自分発見の旅をする「自分プロジェクト」、言葉力を高める日本初の「言語技術教育」、国際教育の真髄といえる「国際的日本人教育」を3つの大きな柱として気高い魂を育む麗澤教育を力強く展開。それと同時に「道徳教育」「寮教育」「英語教育」にも注力しています。
3年間の高校生活のその後─────。人として清々しく生き、立派に社会に貢献できるように、麗澤では「心の力」を鍛えることを何よも大切に考えています。モラロジーに基づく道徳教育をバックボーンとして、未来を探求しながら気高い魂を育む麗澤教育を力強く展開していきます。
【国際的日本人教育】
世界を知るために日本を知る。
世界で通用する本物のインターナショナリズム。
麗澤が創立以来の大テーマとしているのが「国際的日本人」の育成です。真のコミュニケーション力を育む渾身の語学教育に加え、短期留学やホームステイの機会を豊富に用意。また5年次の九州研修では日本国が誕生したルーツを訪ねる旅を通して、母国への誇りを再確認し、存在感ある国際的日本人へと成長していく礎とします。
【モラロジーに基づく道徳教育】
モラロジー(道徳科学)を基盤とした道徳教育
モラロジーとは、人間がよりよく生きるための指針を探求・提示することを目的とした総合人間学。道徳という視点で世界の聖人・賢者の教えを研究し、普遍的な真理を見出した学問です。
モラロジーの考え方をすべての教育活動のベースとする麗澤が最も重視しているのは、一人ひとりの「心のあり方(心遣い・考え方)」。この点が一般的な道徳教育と、一線を画する点でもあります。麗澤は、揺るぎない教育理念のもと、未来社会を構築していく人として大切かつ不可欠な3つの心の力(感謝の心・思いやりの心・自立の心)を育てていきます。
モラロジー[Moralogy]
モラロジーとは、モラル・サイエンス(Moral Science:道徳科学)のこと。道徳を科学的に研究することで、人間が普遍的に行うべき道徳原理を明らかにし、道徳の実践を通して世界の平和と人類の幸福の実現をめざす学問です。
【グローバルリーダーは「麗寮」から羽ばたく!】
英国のパブリックスクールをモデルに生まれた「麗寮」は、寮生活を通し高い道徳心はもちろん、対人関係力・自己管理力・行動力といった「社会人基礎力」を身に付けさせ、次代を牽引する真のリーダーの育成を目的にしています。また、学習体制の充実を通し、生徒ひとり一人の「夢実現」に向けて仲間や教員と共に歩み続けます。
寮施設の紹介:
麗澤の寮では、高校一年生から三年生が一緒に生活をします。基本は一部屋4人。異なる年齢が同じ部屋で暮らすことによって、思いやりや礼儀が育まれます。室内には、みんなで一緒に過ごす談話スペースと、一人ひとりのプライバシーを保てるスペースがあります。
毎日の生活には、寮担任がきちんとかかわり、心身の成長を見守ります。
どんなところかは、写真を見ただけではわかりません。ぜひ一度、見学に来てください。
学校沿革
1935年 道徳科学専攻塾を開校
1948年 道徳科学専攻塾高等部を開校
1951年 現在の高等学校名に改称
1967年 定時制課程を廃止
1992年 これまでは全寮制であったが、通学生の受け入れ開始
2002年 中学校を設置
学校長からの挨拶
“恩に報いられる人に”
心を育み、知性を磨き、「心の力」を
伸ばすことで次代を担う人材を育てます。
教育の究極の目的は、「恩に報いられる人間になる」ことに尽き ると考えています。人はひとりで誕生し、生きられるわけではなく、親に慈しまれ見守られながら成長していきます。そしてその家族を護っているのは国家?社会です。私たちは今、恵まれた豊かな環境に暮らしています。しかしここに至るまでには、先人た ちの言い知れぬ苦労や努力がありました。普段使っている辞書ひとつをとっても、たった一語を調べるのに要した手間は膨大であり、教室で学ぶ学問は、長い歴史の中で気の遠くなるような時間をかけて形成されてきたものです。
私たちはそうした「恩」を子どもたちにまず知ってほしいと思います。次に感謝の心をもって行動に反映させるには恩を実感すること。そしてやがてその恩を、今度は社会にお返しすることが人として成すべきことです。
麗澤では「知る」「感じる」「報いる」───── この3つの段階をきちん と考えられるような教育を何よりも大切にしています。しっかり思考し理解することにより、自分を世の中に役立てる道は明確に描き出されます。
家族の恩、国の恩、先人たちの精神的な遺産や伝統に気づき大切にすることを、学校教育のあらゆる場面で子どもたちに伝え、「親孝行できる人」「社会に貢献できる人」を育んでいくことをお約束します。
理事長 廣池幹堂 校長 竹政幸雄